Eメールを使ったDMとFAXDMがどちらがよい?それぞれのメリット・デメリット

公開日:2021/10/01


ダイレクトメール(DM)を送るとき、EメールとFAXならどちらがよいのでしょうか。送る手間や送った後の宣伝効果など、考えるべきことがいろいろあってなかなか悩ましいかもしれません。今回の記事では、そんなEメールを使ったDMとFAXDMのメリットとデメリットをまとめました。しっかりチェックして、これからDMを送る際の参考にしてみてください。

Eメールを使ったDMのメリット

今や、やりとりされる情報の多くがインターネット経由といっても過言ではないのでしょうか。EメールやSNSも広く使われるようになり、ビジネスシーンでもEメールを使わないようなことはほとんどないかもしれません。

Eメールを使ったダイレクトメール(DM)は、そんなネット社会となっている現代では強みともいえる、電子メールを媒体としたDMです。低コストでありながら大量のメールを一斉送信することが可能であり、たいていのビジネス用のメールアドレス宛ならば、お客様の都合を踏まえた送信時間を気にする必要がありません。EメールによるDMがとくに効果を発揮するのは、緊急告知やキャンペーンの案内の時です。

送ったらすぐに届く速達性に加えて、ウェブサイトへのリンクを簡単に貼れることから、「詳しくはウェブで」という具合にウェブサイトへの誘導が簡単にできます。長いEメールは読むのが大変ですが、ウェブサイトに誘導して必要な情報を入手してもらうにはとっておきのツールです。

Eメールを使ったDMのデメリット

一方で、若い人の中にはDMを迷惑メールと捉え、届いて直ぐに開封することもなく、削除する人も増えています。近年では、ウイルスへの警戒も強まっているため、メールシステムによってDMがメールボックスに入るなり、迷惑メールとして扱われて別のところへ移動されてしまうことも少なくありません。

件名だけでも要否を簡単に判断されてしまう可能性があるので、確実に開封してくれそうな興味を引くような件名をつけましょう。また、高齢者層の中にはインターネットに触れることがない人も多いので、若年層から中高年層を対象にするとよいでしょう。

FAXDMのメリット

FAXDMは、固定電話の回線を利用して、画像情報を伝送するファクシミリを媒体としたDMです。実は、先ほど見てきた郵便DMや電子メールDMと比べると、開封率が高いのがFAXDMの特徴なのです。FAXは、ご存じの通り、一枚の用紙に情報を載せて送信します。封筒に入れることなく、書いた原稿がそのままダイレクトに相手のFAX受信機から印刷されて出てくるのです。

そのため、お客様が受け取ったときは既に内容を読める状態となっています。ここがポイントです。どうしても中身が目に入ります。もちろん、お客様の手元に届いたときには読める状態となっていても、必ず読まれるとは限らないでしょう。受け取った直後に捨てられたり、迷惑と捉えられたりすることもあり、さらにはクレームという形で反応が返ってくる可能性すらあります。しかし、お客様はFAXを一度は手に取ってくれることは間違いないのです。その一瞬で興味を引くように紙面を検討して送ることが重要です。

そして、コストパフォーマンスの面でも、メリットが発揮されます。1枚の原稿を作ったら、それを顧客になってくれそうな相手のFAX番号と共にFAXするだけです。手際よく流していけば、1件当たりものの数秒で広告を流すことができます。そして、相手の都合のよいタイミングで読まれるので、相手の時間も取ることなく伝えることができるのです。伝えたいことをメモしてもらえなくても、気になった人は送ったFAXを手元に残すでしょうから宣伝効果は残ります。

FAXDMのデメリット

そんなFAXDMにもデメリットはあります。当然、勝手に送り付ければクレームの連絡があることは充分に考えられます。そして、郵便DMの場合には色彩を考慮して広告を書くことができましたが、FAXDMの場合にはカラー受信できない場合が多いため、基本的にはモノクロですべてを表現することになります。

カラーの場合と違って、ややインパクトに欠けるような感じもあります。確実に目を向けてもらえることを考慮しても、売り込みたい商品によっては、モノクロでしか表現できないことが逆に売れなくなってしまうことにつながる可能性もあるかもしれません。

そこはFAXDMとの向き不向きということになりそうです。カラーでなくても伝わる方法を考えるか、FAXDMからすぐに他の方法で別の広告を見ることができるような仕掛け、リンクを張っておくことは大事になりそうです。たとえば、大きくQRコードを貼っておいて、ウェブサイトのカラーの広告を見てもらうようにするなどが考えられるでしょう。

 

今回は、Eメールを使ったDMとFAXDMのメリットとデメリットについてまとめました。簡単に送れるメリットは同じですが、見てもらえる可能性は格段に違うでしょう。売り込みたい商品によっては、第一印象が大事なのかウェブで多くの情報を提供することが大事なのか、効果的な広告の方法も異なるでしょう。そうした特徴を理解して、適材適所で使い分けられるようになるとよいかと思います。この記事がそのための参考になれば幸いです。

FAXDM業者ランキング比較表

イメージ
引用元:https://web.value-fax.com/

引用元:"https://faxdm.jp/

引用元:https://fax-lnet.jp/

引用元:https://www.nexway.co.jp/faxdm/

引用元:http://www.s-faxdm.com/
会社名バリューファックス
(株式会社Value)
FAXDMコンサルティング
(株式会社ファーストストラテジー)
L-net
(日本テレネット株式会社)
株式会社ネクスウェイ戦略的FAXDM
(株式会社シーオン)
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