FAXDM業者を利用してFAXDMを送信する場合には、反応率を気にしておくことが重要になります。この反応率が十分でなければ赤字になってしまう可能性があるからです。会社である以上は、費用対効果を十分に考えなければいけません。
そこで、どのような方法で反応率を上げたらよいでしょうか。いくつかの方法を見ていきましょう。
まずは刺激的なタイトルを付けること
FAXDMを作るときには、業者にお願いをすることもできますが、その大前提として自分でタイトルや本文の内容は作らなければいけません。このとき、まずタイトルは最重要視しておく必要があります。
なぜかといえば、タイトルがいい加減な内容だとすぐにごみ箱行きになってしまうからです。たいていの会社でも個人でも同じになりますが、毎日たくさんの広告を見ることになるためすべてにじっくり目を通している暇はありません。
この点が、作成する人が勘違いしているところになります。作成している人は、自分が作ったダイレクトメールは、みんながしっかりと読んでくれることを前提に書いています。ですが、ふたを開けてみると最後まで読む人はおそらく10パーセントもいないでしょう。なぜかといえば、それを読む人はたいてい忙しいからです。
ほとんどの人は、多くの情報におぼれそうになりながら生活しています。このとき、自己防衛として自分に必要な情報だけを見るようにしているわけです。そうでなければ、必要のない情報だけで1日が終わってしまう可能性があるでしょう。
つまり、言い換えるならばダイレクトメールがFAXできたとしてもタイトルを一瞬で判断します。そして、興味がなさそうなタイトルや自分に関係ないと判断した場合には、すぐにごみ箱に捨ててしまうでしょう。
裏を返せば、タイトルを見た瞬間「これは中身を読んでおかなければ損をする」と判断した場合には、最後まで読む可能性が高まります。このように考えれば、タイトルが非常に大事になることが理解できるはずです。
では、具体的にどのような内容にしたらよいかですが、一番オーソドックスな書き方の一つが「今すぐお読みください」というものです。いわゆる、人間の緊急性を利用した方法になります。
この方法で、下まで読んでもらうことが可能になります。それ以外でも「あなたにとってお得な情報が詰まっています」などと言われれば少しでも読んでみたいと感じるでしょう。
このように、少しでもよい見出しをつけておくことで多くの人に振り向いてもらうことができて、せっかく書いた本文までたどり着くことが可能になります。
本文もタイトルの次に重要になる
タイトルを少し刺激的なものにした場合、本文の中身が重要でないかといえばそのようなことはありません。タイトルの時点ではドルをあげてしまった以上は、本文もハードルを上げることが必要になります。
そこで、どのような本文を書いたらよいかですが、まずいくつものことを書かないことです。ダイレクトメールとなれば、たくさんの宣伝をしたい気持ちもわかります。確かに売り主やサービスの提供主の立場から考えれば、もっと商品のことを知ってほしいと考えるためたくさんの情報を入れたがります。
特に、こだわりのある商品やサービスの場合は、たくさんのことを語りたい気持ちになるでしょう。しかし、そのような人はそのようには考えておらずたくさんの情報を受け取ったとしても混乱してしまうだけです。
そこで、言いたいことは必ず一つにまとめましょう。これにより、相手に伝わりやすくなります。あくまで、ダイレクトメールをファクスで送る場合は売り主の方からの目線ではなく、買い主の目線で物事を考えることが必要です。
後は、文章だけではなく写真を入れると良いです。百聞は一見に如かずという言葉は昔からあるとおり、写真は大きな効果があります。たくさんの言葉で説明するよりも、一つの写真で説明したほうがわかりやすいことも少なくありません。
重要なポイントをどのように記入していくか
FOXでダイレクトメールを送る場合には、いくつか重要なポイントがあります。本文の内容やタイトルも重要ですが、それとはまた違って意味で重要になるのが連絡先になります。せっかく最後まで読んでも、連絡先がどこにあるかわからなければ捨ててしまう可能性が高まります。
そこで、連絡先が分かりやすいように少し大きな文字で書いてみると良いでしょう。これにより、すぐに連絡先を把握することができれば反応率が高くなる可能性が高いです。連絡先がわからない場合だと、後で連絡しようと考えることもありますが、後になればなるほど忘れてしまう可能性があります。
例えば後回しにしようと思っていたところ、別の業者から同じような内容のダイレクトメールが届いた場合、そちらにくら替えするような人もいます。そうすると、反応率が低くなってしまうでしょう。
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FAXDM業者を使ってダイレクトメールを出す場合は、少しでも反応率を高める必要があります。そのための手法の一つが、タイトルをよく練ることです。タイトルを十分に練った場合、次に重要になってくるのが本文の内容です。タイトルの魅力と本文の魅力や質が同じぐらいであればバランスがとれています。
逆に、タイトルは素晴らしいのに本文が安っぽければ途中で破って捨ててしまうでしょう。最後に、連絡先などを分かりやすく書いておきましょう。