FAXDM業者に依頼するときは企業イメージを損なわないように注意

公開日:2020/10/15

電話やメールに比べ使われる機会の減って来たFAXですが、コピー機の機能で付いている事も多いため、まだたくさんの企業に利用されています。そのためFAXでのDMで宣伝を行っている企業も多くあります。利点の多い宣伝方法ではありますが、デメリットがない訳でもありません。どういったところに注意して利用するべきでしょうか。

FAXDM広告と業者を使った宣伝方法

自社の商品やサービスをたくさんの人に使ってもらう為には、まず知られていなければなりません。自社のホームページでの宣伝や、最近ではSNSを活用して周知に力を入れている事でしょう。しかしよほど目を惹くものがない限り、星の数ほどある会社とサービスから、自社のものを選んでもらう事は難しいのです。

そこで大事になって来るのが営業活動と宣伝です。 電話で営業を掛ける、メールを送りまくって宣伝する、といった手段がありますが、コストを抑えて宣伝する方法にFAXDM業者に依頼してのFAX広告があります。

FAXは今でも多数の企業が使っている連絡手段で、FAX番号を持っていない企業というのもまだ少ないです。FAXは物理的に紙が相手企業にプリントアウトされる仕組みなので、読み飛ばすにしてもメールのようにタイトルだけ見て中身を見ないといった事が出来ません。

必要か不必要か判断する為に、先方の企業の担当者が少しだけ必ず読んでくれる媒体と言えるでしょう。 この利点と、FAXDM業者を使ったリストへの一斉送信で自社の商品やサービスを売り込みます。

もちろん反応のないところも多いでしょうが、FAXはコストが安いという利点があります。何百枚も送ると言ってもプリントアウトされるのは相手先の企業なので、送る側は1枚だけ用意すれば良く、この部分に関して、FAXはメールに負けないものといえるでしょう。

FAXDM広告を使う際の注意点

しかしFAX広告にも制限事項があります。まずカラーが使えない事で、カラーのFAX自体は技術として不可能ではないのですが、普通の企業は白黒でFAXを使っています。頑張ってカラーで原稿を作っても、相手先に白黒で届くのでは意味がありません。その為、FAX広告は白黒で作るのが一般的と言えます。

そしてFAXの制限として大きいのが、何枚も送れないため、1ページ原稿になる点です。これももちろん複数枚に及ぶ広告も可能なのですが、さすがに相手先に紙とインクを負担させるFAXでやってしまうとクレームを招きかねません。1枚に収める広告が一般的で、マナーとも言われています。

そのため、宣伝の内容を1枚に収める必要があり、ものによっては窮屈で情報の密集した広告になってしまうでしょう。これもFAXとしての限界であると言えます。

また、受け取り先の機器が各会社それぞれ別の機器である事情で、それほど精密な印刷は期待出来ません。FAXをよく使う人には、FAXの文字が読めないという経験をした事のある人も多いでしょう。回線を経由する関係上、通常のプリントアウトからは相当劣る精度での画像送信になってしまいます。

広告を作る担当者はそれを意識した上で、あまり小さな字を使わない、図や絵は大きく分かりやすく描く、などを意識して作った方が良いでしょう。FAXDM業者に任せた場合は、業務の経験からアドバイスしてもらえます。

FAXDM業者を使った広告での企業イメージ

FAXDM業者を使った広告を使う際に注意しなければならないのは、企業イメージです。数百件単位で広告をばらまく形になる為、どうしても雑な宣伝方法だというイメージを払拭出来ません。FAX広告は実際に紙とインクの負担を相手先に与えてしまう為、クレームになりやすい宣伝方法と言えます。

宣伝の担当者も、送信先が数百件ある場合は、そのうちの1件2件から反応があればいいやという気持ちになりがちです。しかし1%の成果の裏を返せば、99%のクレームの可能性を発生させる事になってしまいます。そういった事を意識した上で、原稿を作成する様にしましょう。

ただし場合によってはクレームが電話で来た時には、そこから営業活動が行える可能性はあります。これは特異な例で推奨出来るものではないですが、クレームにも可能性を見出して謝りつつ宣伝をしてしまうのも一つの手かもしれません。

FAXDM業者を使う場合、業者がそれまでの経験から好感を得やすいテンプレートを指摘してくれます。また逆に、クレームになりやすい広告の作り方も教授してもらえるでしょう。

FAXの利点は一瞬でもひと目は見てもらえるところです。「初回無料!」や「今だけ30%オフ!」などのフレーズはFAXでも効果は高く、ありきたりだとしても強烈な印象を与えます。送るからにはコストを考えねばならず、出来るだけ反応を得やすい内容の広告を作るべきです。

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FAXDM業者を使う際の注意点など紹介してきましたが、いかがでしたか。自社の商品やサービスを売り込む為には、まず知ってもらう事が必要です。企業イメージを考えるとクレームを受けやすいFAXでのDM広告ですが、デメリットも含めて特徴を理解し、有効に利用するのが正しい営業活動といえるでしょう。

FAXDM業者ランキング比較表

イメージ
引用元:https://web.value-fax.com/

引用元:"https://faxdm.jp/

引用元:https://fax-lnet.jp/

引用元:https://www.nexway.co.jp/faxdm/

引用元:http://www.s-faxdm.com/
会社名バリューファックス
(株式会社Value)
FAXDMコンサルティング
(株式会社ファーストストラテジー)
L-net
(日本テレネット株式会社)
株式会社ネクスウェイ戦略的FAXDM
(株式会社シーオン)
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