FAXDMの配信方法は3つある?3つの方法を比較してみた!

公開日:2023/03/01

ファクス

FAXDMとはFAXを利用して配信するダイレクトメールです。FAXがある企業などに一斉に送信が可能です。商品の営業チラシや企業の情報などをお知らせすることが一気にできるサービスとなります。大規模の法人よりも小規模の法人向けに案内をする際に効果的といえるでしょう。今回は配信の方法3つと、それぞれについて比較したことを解説します。

【方法①】業務用FAX機から自社で送信する

ひとつ目は自社の業務用FAX機から手作業で送信する方法です。配信コストは安くなりますが、手間がかかります。

手間

基本的には原稿をセットして送付先のFAX番号を入力します。これを何度も繰り返すことになります。メモリに登録する機能付きのFAX機もありますが、入力には手間がかかります。

番号を登録することもできますが、FAX機のメモリには登録上限があるものが多く、一度に数千枚単位でFAXを送信しようとしても現実には不可能といえるでしょう。

リスト

配信する営業先のリストは別途収集か購入して準備する必要があります。送信するにはFAX機にある登録をする利用しますが、限度があるためFAX番号を配信する都度に入力しなければならず時間がかかります。

コスト

A4サイズ1枚のFAX送信速度は相手先のFAX機の性能によって異なりますが、1回線1分半ほどで、送信する作業の時間を合わせるともう少し時間がかかります。1時間に送信できる枚数は40件ほどと限られてきます。

大量の配信となれば時間がかかることがわかるでしょう。また、通信にかかる時間や回線の状況によって異なりますが、だいたい1枚につき8~12円のコストが掛かります。

メリット

1件だけ送りたいときや手書き原稿をそのまま送りたいときなどはそのままセットして番号を入力するだけで送信されるため最適といえます。

デメリット

FAXを配信している間は受信ができないため、重要なFAXが届かなくなってしまうリスクがあるでしょう。

【方法②】FAXソフトをインストールして送信する

ふたつ目は市販されているFAXソフトをパソコンにインストールして、ソフトを利用してFAX送信をする方法があります。

手間

インターネットだけで送信ができるわけではなく、ソフトをインストールした後に電話回線が必要で設定に手間がかかりますが、ソフトが送信をするため、設定を行えば送信するたびに手間がかかるといったことはありません。

リスト

リストは別途収集するか購入になりますが、ソフトで使用するための電子データ化という設定を行います。

コスト

ソフト購入に費用が掛かります。また、1回線当たりの送信件数は8時間利用して約300件となりますが、短い時間で多く営業したい、配信したいとするならば、回線を増設する必要があります。

増設すると毎月の基本料金や通信費は増えてしまいます。また、回線の契約状況によって送信にかかる時間も異なりコストも変わりますが1枚8~12円ほどです。

メリット

パソコンのソフトで送信作業は完了するため、わざわざFAX機の前まで行く必要はありません。

デメリット

パソコンで作業するため、ソフトを起動している間は作動が遅くなる可能性があります。ほかの作業が遅くなったり、支障が出たりするかもしれません。配信専用のパソコンを準備するとよいでしょう。

回線が1本しかない場合は、配信が終わるまで時間がかかります。FAXの受信ができない場合があるため、受信に使用する回線と配信する回線を分けることで受信ができるようになるでしょう。

【方法③】FAXDM業者に依頼する

最後にFAXDM業者に送信を依頼する方法です。回線やソフトを自社で準備する必要がありません。

手間

原稿とFAX番号のリストをFAXDM業者に提供して配信代行の依頼をするだけです。利用するために月単位、年単位の契約が必要な業者もあります。自分たちで行う手間が省け、自社の回線を使うこともありません。

リスト

自社で収集、購入したリストを使うこともできますが、依頼した業者が持っているリストを使うことも可能です。

コスト

自社で配信する必要がなく、1時間で数万件と大量に配信できる設備を持っている業者が多くあります。1枚につき5~12円で送信でき、自社のFAX機やFAXソフトからの送信に比べてコストが抑えられます。

メリット

自社で回線を準備したり、FAXソフトを購入したりする必要がありません。送信はすべて外部の業者に委託するため、業者とのやり取りはありますが、それ以外の手間はかからないでしょう。

リストは業者が提供しているものを活用し、原稿に関しても原稿作成サービスを利用することで効率的な配信が可能です。簡単にFAXDMが実施できます。

デメリット

大量に配信する会社にとっては便利ですが、違う内容の原稿を個別に送りたいということには向いていません。また使用していない期間があるとコストが掛かる場合があります。初期費用などが設定されている業者もあるためFAXDM業者を選ぶ際には注意が必要です。

まとめ

ここまで、FAXDMの配信方法3つを比較してみました。FAXDMを自社で送信する場合は相手先の入力や送信準備などに手間と時間がかかります。FAXソフトを使用すると購入費や回線を増やすなどのコストが掛かるでしょう。FAXDMを業者に委託することは手間もかかりませんが、費用が掛かってきます。この記事を参考に、自社がどの方法を利用すれば手間がかからず、コストが抑えられるのかを検討してFAXDMを活用してください。

FAXDM業者ランキング比較表

イメージ
引用元:https://web.value-fax.com/

引用元:"https://faxdm.jp/

引用元:https://fax-lnet.jp/

引用元:https://www.nexway.co.jp/faxdm/

引用元:http://www.s-faxdm.com/
会社名バリューファックス
(株式会社Value)
FAXDMコンサルティング
(株式会社ファーストストラテジー)
L-net
(日本テレネット株式会社)
株式会社ネクスウェイ戦略的FAXDM
(株式会社シーオン)
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