物やサービスを販売する際、宣伝広告をして認知拡大したいと考えている経営者も多いでしょう。小~中規模の企業は予算が限られているケースも多いため、低コストで実施できてなおかつ効果的なFAXDMがおすすめです。そこで本記事では、FAXDMコンサルティングとは何か、メリットやデメリットなどを解説します。
FAXDMコンサルティングとは
物やサービスの売上を拡大していくには、サービスや商品を認知してもらうことが大切であり、認知拡大のためにさまざまな宣伝広告が打たれています。CMや新聞や雑誌の広告枠に情報を掲載したり、インターネット上に写真や動画で広告を流したりする方法もあるでしょう。
なかでもFAXDMは、FAXで営業チラシやニュースレターなどのダイレクトメールを送る広告手法です。昨今、固定電話を置く家庭が減少していることもあり、FAXDMは効果がないと考えている企業も多いのではないでしょうか。しかし、1件あたりの単価が安いことに加え、原稿とFAXを送付するリストさえあればすぐに始められること、さらに送付先の相手の目に留まる確率が高いことなどがメリットであり、宣伝広告費にお金をかけられない企業にもおすすめの手法なのです。
ただ、知識のないまま原稿を作って送信してもなかなか効果が得られないのは事実です。そこで、FAXDMの専門知識やノウハウを生かし、コンサルティングをしてくれる企業があり、コンサルティングを依頼することでより効果的なFAXDMが期待できます。
FAXDMコンサルティングによって反応率を上げるアドバイスを受けられるのですが、具体的には原稿の改善や送付先・配信する時間帯の見直し、などのアドバイスを受けられます。FAXDMをしているものの、思うように効果が得られていないという場合は、一度FAXDMコンサルティングを検討してみるのがおすすめです。
FAXDMコンサルティングを利用するメリット・デメリット
FAXDMコンサルティングにはメリットとデメリットがあります。まず、メリットとしてはコンサルティングを通じてFAXDMの知識を得られることでしょう。コンサルティング業者は豊富な知識とノウハウで企業に適したFAXDMを提案してくれるので、コンサルティングを受けることで結果としてFAXDMの知識を得られます。
また、コンサルティング業者によってはトラブルやクレームの対応をしてくれることがあり、もしトラブルやクレームが発生したとしても企業の負担にならないケースもあります。FAXDMは勝手にDMを送る仕組みのため、送付先によっては勝手に送らないでほしい、何枚も送ってこないでほしいといったクレームが入ることも少なくありません。
クレームの度に対応していると本業に集中できなくなく可能性もあるので、サポートを受けられるのは心強いといえるでしょう。また、FAXDMコンサルティングを受けることで反響率は高まれば、かけたコストに対して充分な効果を得られる可能性があることもメリットといえるでしょう。
ただし、FAXDMコンサルティングはメリットばかりではなく、費用がかかる点がデメリットといえます。コンサルティングを通じて反響率のアップが期待できるとはいえ、アドバイスや提案を受けるにはコストがかかります。期待する効果が得られない場合、コンサルティングを受けるのにかけた費用が無駄になるリスクがある点は注意すべきポイントでしょう。また、FAXDMコンサルティングをしている業者の数が多いので、自社に合う優良業者を見つけるのに手間と時間がかかる点もデメリットといえます。
FAXDMコンサルティングの選び方
一口にFAXDMコンサルティング業者といってもさまざまな企業があり、予算や求めるサービスに合うところを選定することが重要です。
まず、コンサルティング費用は確認すべきポイントの一つでしょう。たとえば、FAXDMは送信システムを導入するのにかかる費用や月額の基本料金、FAXDMを代行するための費用、創新単価、リスト作成にかかる費用などがかかるため、業者ごとにいくらの費用がかかるのかを比較しましょう。
もちろん、安さで選ぶ方法もありますが、クレーム対応や原稿作成のサポートの有無、リストの充実性なども確認すべきポイントです。いくら安いとはいえ、そのほかのサービスが充実していないこともあるため、予算と求めるサービスは何かをピックアップして自社に合う業者を選択しましょう。そのほか、コンサルティング実績やセキュリティ対策が充分にできているかなども確認しておくと安心です。
まとめ
FAXDMは限られた予算でも実践しやすい広告手法ですが、知識やノウハウがないまま実施しても効果が得られないケースがあります。そこで、より効果的なFAXDMを実施するために、コンサルティングを受けるのがおすすめです。原稿の見直しや送信時間・送信先の見直しなどを実施してくれることに加え、業者によってはトラブル対応が送信代行まで行ってくれるところもあります。コンサルティングを受けるのに費用がかかることや、反響率アップが約束されるものではありませんが、自社に合う業者を見つけて相談してみるとよいでしょう。