介護サービス利用者をFAXDMで増やせる！おすすめする理由を解説

介護サービス事業を成長させていくためには、利用者の獲得がもっとも重要です。「なるべくコストを抑えて利用者を獲得できる方法はある？」「専門的なスキルがなくてもできる方法は？」と考えている方におすすめなのが、FAXDMによる利用者獲得です。今回はFAXDMを利用することのメリットや具体的なアプローチ方法について解説します。

介護サービス利用者獲得にFAXDMがおすすめ

介護サービスにおいて事業を展開するうえで、もっとも重要な課題となるのが利用者の獲得です。いくら高齢化社会とはいえ、利用者が獲得できずに売上が低迷し、倒産に至る小規模事業所も珍しくありません。

そこで今回は、小規模事業所にもできる効果的な利用者獲得施策として、FAXDMの利用をおすすめします。まずはFAXDMによる利用者獲得の具体的な方法や注意点について見ていきましょう。

FAXDMによるアプローチの方法

FAXDMとは、FAX回線を使ってケアマネージャー事務所など介護事業を行う法人にDMを送り、事業所をアピールするマーケティングの方法です。介護施設や福祉施設ではFAXを日常的に使っているところが多いため、FAXDMに目を通してもらえる可能性が高く、使い方によってはかなり効果的なアプローチができるでしょう。

しかしFAXだけの反応率は0.1％～0.3％程度といわれているため、電話などほかの手法とも組み合わせると有効です。たとえば「先日事業所をオープンしたので、事業所を詳しく紹介するFAXを送らせていただけますか？」と先に電話をしておいてからFAXを送るということも可能です。反応のよかった事業所にだけ魅力的なFAXDMを送るようにすれば、反応率も高まるでしょう。

FAXDMを利用する際の注意点

FAXDMは、介護施設や福祉施設などの法人のみに送るという点に注意しましょう。特定商取引法に抵触する恐れがあるため、基本的には高齢者の自宅に営業目的でFAXを送ることはできません。また、FAXDMの場合は紙代や印刷代といったコストを送られた側が負担することになるため、クレームに発展するケースもあります。備品費を個人で負担している個人事業主には送らない、何度も似たような内容のFAXを送らないなど、相手側を配慮する必要があるでしょう。

介護サービスの主な利用者獲得方法

続いて、FAXDM以外の主な利用者獲得方法を紹介します。ここではインターネットを使用しないリアルマーケティングとして効果的な3つの方法を紹介します。

ポスティング

古くからあるマーケティング手法で、戸建てやマンションに直接訪問し、ポストにチラシやハガキを投函する方法です。介護サービスのターゲットとなる高齢者のいそうな場所を選ぶことがポイントとなります。ただポストに入れるだけでなく、一言だけでも挨拶をして手渡しをすると効果が上がるでしょう。

テレコール

ケアマネ事務所や高齢者宅に電話をかけて事業所をアピールする方法です。実際に訪問するよりも短時間で効率的に相手先と会話ができますが、電話だけで伝えられる情報には限りがあるため、電話の後に訪問したりFAXを送ったり、ホームページに誘導したりとほかの手段と組み合わせることが重要です。

イベント開催

誰でも気軽に参加できるイベントを開催し、参加者やその家族に事業所をPRしていく方法です。イベント開催のコストはかかりますが、ターゲット層に信頼してもらうことがその後の成果につながります。参加者のメールアドレスや住所を取得できるため、ほかの手段と組み合わせてアプローチできるという点もメリットでしょう。

介護サービスでFAXDMを利用するメリット

最後に、なぜFAXDMが介護サービスの利用者獲得に効果的なのか、FAXDMを利用することのメリットについて説明します。

一度に複数の事業所にアプローチできる

FAXDMの最大のメリットは、一度に複数の事業所宛てにアプローチできるという点です。訪問はもちろん電話でも1件ずつ話をしていく必要がありますが、FAXDMならフォーマットさえ作っておけば時間や手間をかけることなく一度で複数に送信できます。アプローチできる範囲が広がるので、利用者獲得の確率も上がることが期待できるでしょう。

都合のよい時間にDMを見てもらえる

訪問や電話では先方が忙しくて話を聞いてもらえないことも多いものですが、FAXDMなら送信しておけば印刷された資料として形に残るため、先方の都合のよいタイミングで見てもらうことができます。もし破棄しようとしていたとしても、一度は手に取るため情報が目に留まる確率は高くなります。魅力的な内容であれば、効果が出る可能性も高いのです。

紙媒体ならではの訴求力がある

FAXDMでは写真や図表も使ってアピールできるため、電話の言葉だけで説明するよりも伝わりやすくなります。また、PCやインターネットに精通していない人が多い傾向にある介護の分野では、Eメールやweb広告よりも紙媒体の方が好まれやすいというメリットもあります。

まとめ

介護サービスの利用者獲得にFAXDMを利用する方法とそのメリットについて説明しました。パッと目を惹く魅力的なDMで事業所を効果的にPRするためには、FAXDM業者を活用するのもおすすめです。豊富な経験とノウハウをもとに原稿やデザインの相談に乗ってもらえるほか、手間のかかる送信作業を依頼することも可能です。業者ごとに価格や特色も異なるので、介護サービスを得意とするFAXDM業者に依頼してみてはいかがでしょうか。