企業にメールを送り、メールがきっかけで、取引できるようになりたい。そんな希望を抱いて、営業メールを送る人は多いのですが、メールの返信率は低く、アピールとしてはあまり強くありません。そんな中、必ず人の目に留まることができる方法があります。その方法は、FAXDMです。今回は、そんなFAXDMについて見ていきます。
メールは競争率が高くて読まれにくい?
企業向けに、営業メールや、広告を送信しても、読まれる確率はとても低くなっています。企業では、さまざまな会社から毎日大量のメールが来ます。もちろん大切な、メールはしっかりと確認していますが、それ以外のメールは、削除されてしまうか、迷惑メールに勝手に振り分けられてしまいます。
もちろん、中には、すべてのメールに目を通している会社もありますが、なかなかそのような会社は少数派です。迷惑メールに振り分けられてしまえば、メールが来たことも認知されずに、消されてしまいます。メールでDMは、送る方は簡単で、とても効率がよい気持ちになります。たくさん送った中から、返信が少しでも来たらラッキーくらいの気持ちかもしれません。
しかし、せっかく送るのであれば、見てもらえるに越したことはありません。そんな中、注目されているのが、FAXを使ったアピール方法です。では、FAXを使ったアピール方法はどのような点で、メリットがあるのでしょうか。
FAXDMはコスパが高い?メールよりおすすめの理由とは?
メールより、FAXDMがおすすめの理由として、必ず人の目に触れるという点があります。見ずに削除されやすいメールと違い、FAXは必ず誰かの目に留まります。FAXが到着すると、音で知らせる機能がついているものも多く、誰かが気づきます。もし、FAXの受信が多く、受信に気づかない場合でも、必ず送られてきた用紙を確認するという工程があります。
そのため、内容に目を通す確率が必然的に高くなるのです。まったく見られていないのと、少しでも見てもらえているのは、アピール効果として、まったく違います。少しでも、効果を得たいのであれば、FAXDMという考え方がおすすめなのです。
また、コストで考えると、FAXDMは、費用がメールよりかかる場合もあります。送信するFAX内容や会社によっては、デザイン性の高いFAXを送りたいと考える会社もあります。その場合には、デザイナーに依頼するなどの費用が発生する可能性もあります。また、企業の送信先リスト入手に費用が必要な場合もあります。メールよりもコストがかかる場合もありますが、目に留まる率を考えるとコストを考えても、コスパのよい、アピール方法といえます。
また、導入費用についても、低コストでの導入が可能です。FAXDMを代行業者に依頼することで、導入費を浮かすことができます。送信費用のみで利用ができるので、低コストのアピール方法としても注目されています。
FAXDMは広告手法のひとつとして有効
説明したように、FAXDXは、広告手段のひとつとして大いに有効であることがわかりました。では、もっとFAXDMを読まれるために工夫できる点はあるのでしょうか。FAXDMをより読まれるようにするポイントとして、送付状をつけるという方法があります。これは、広告っぽさをなくす効果があります。ぱっと見て広告だと分かると、捨てられてしまうかもしれません。そこで、送付状をつけることで、大事な資料だと、印象つけることができるのです。
また、送付状があるおかげで、決裁者の手に届きやすくなるという、メリットもあります。決裁者とすでにやり取りがあるようにも見えるのです。また、礼儀正しいという印象をもってもらうためにも有効な方法です。営業や、広告などは、どうしても壁が作られやすく、嫌悪をいだく人もいます。そのような人にも、礼儀正しさをアピールすることで、目を通してもらいやすくなるのです。
そのほかに、広告や営業のアピールとして、はがきや、郵便での方法もありますが、こちらも、FAXDMと比較すると、費用が高額なことが多く、費用対効果も高くないという傾向にあります。その点を比較しても、FAXDMは、広告手段として、有効なのです。
また、FAXDMでひとつ注意することがあります。それは、大量に、毎日送るということは避けなければなりません。アピールしたいがために、毎日送った方がよいのでは?と思うかもしれませんが、それは間違いです。FAXDMは、送信先で、紙に印刷されます。あまりに毎日、大量に送られてくると、印刷にかかるインク代もばかになりません。最悪、クレームになってしまう場合もあります。そのため、その点については気をつける必要があります。
まとめ
FAXDMは、一見、広告や営業の際に活躍をしなさそうな、方法ですが、実は、費用対効果がとても高いアピール方法になります。メールや郵便では、見ることなく、捨てられてしまうことが多いのが現状ですが、その点、FAXDMは、人の目に一度はふれることができるアピール方法なのです。また、場合によっては、決裁者の目に留まることもあるので、スムーズに取引ができる場合もあります。効率がよく、低コストのアピール方法を検討しているのであれば、FAXDMを検討してみるのもいいかもしれません。