FAXDMのデザインは2タイプ!「チラシ型」と「レター型」のポイントを紹介

公開日:2024/06/15


FAXDMはカラーが使用できないモノクロ限定で、デザインは重要な要素の一つとも言えます。主にデザインは2つのタイプに分類され、商材によっても好ましいデザインが異なります。本記事では、一般的なFAXDMのデザイン「チラシ型」と「レター型」について、それぞれの特徴や作成時の注意点などポイントを紹介します。

デザインの種類は「チラシ型」と「レター型」

FAXDMのデザインは、効果的な情報伝達を目指して「チラシ型」と「レター型」の2つのパターンに大別されます。これらのデザインは、それぞれ異なるニーズや目的に対応しており、適切なコンセプトを選択することが重要です。

チラシ型デザイン

チラシ型デザインは、商品やサービスの魅力を一目で伝える広告色の強いタイプです。シンプルでわかりやすい言葉を用い、商材の強みを強調することが特徴です。価格面が強みの商材や、メリットが明確な商材、視覚的な要素が重要な商材に最適です。

また、認知度の高い商品や飲食店の集客、物品の販売促進にも効果的です。ビジュアル重視のデザインが特徴で、一目で興味を引くことが求められます。

レター型デザイン

レター型デザインは、テキスト中心で構成され、詳細な情報を伝えるタイプです。これは、高価格で即決購入が難しい商材や、商品説明にセミナーや会員登録が必要な商材に適しています。チラシ型で十分な反響が得られなかった商材、認知度が低い商品に対しても有効です。

とくに、新しい概念のソリューションやサービスを納得させるためには、詳細な情報が欠かせません。レター型デザインは、読み手に十分な理解を提供することが求められるため、情報の充実が重要です。

それぞれのデザインパターンで作るときの注意点

「チラシ型デザイン」と「レター型デザイン」を採用する際は、以下の注意点を把握しておく必要があります。それぞれどのようなポイントがあるのか見てみましょう。

チラシ型デザインでの注意点

チラシ型デザインでは、広告色に慎重であることが重要です。広告色を強くしすぎると、よく見もせずに捨てられてしまう可能性もあります。しっかりと中身のあるテキストを盛り込みつつ、なるべくシンプルなデザインを心がけましょう。

また、デザインのクオリティも信頼性に直結します。見栄えの良いデザインは、商品やサービスに対する信頼感を高め、受け手に良い印象を与えます。

さらに、インクを大量に消費するレイアウトは、環境への配慮やコスト面で問題が生じる可能性があります。効果的な情報伝達を考えつつ、環境への影響も意識してデザインを検討することが大切です。

レター型デザインでの注意点

レター型デザインでは、セールスライティングのセンスが非常に重要です。テキストが商品やサービスの魅力を引き立て、読み手に訴求する力が求められます。わかりやすく魅力を伝える文章を構築すれば、読者の興味を引きつけられます。

また、読みやすいフォントの選択や手書き文字の使用は、情報の吸収を助け、読者にとってストレスのない環境を提供します。デザイン全体が読み手とのコミュニケーションの一環となるため、配慮深いフォントや文字の使い方が欠かせません。

「チラシ型」と「レター型」どちらにも欠かせない2つの要素

「チラシ型デザイン」や「レター型デザイン」などのFAXDMにおいて、キャッチコピーと返信欄は共通かつ極めて重要な要素です。以下にその詳細をお伝えします。

キャッチコピーは目立たせる

キャッチコピーはメッセージを効果的に伝え、受け手の注意を引くための魅力的な言葉や文句です。どちらのデザインパターンでも、目を引くキャッチコピーがなければ、メッセージが埋もれてしまい、相手に十分な印象を与えられません。

商品やサービスの特徴やセールスポイントを簡潔かつ興味深い形で表現し、相手の好奇心を引きつける工夫が求められます。文字の選定や配置、色彩の使用など、ビジュアルとしてもキャッチコピーの効果を最大限に引き立てることが重要です。

返信欄は必ず設置する

返信欄も欠かせない要素と言えます。これは双方向のコミュニケーションを可能にし、受け手が手軽に返信できる手段を提供します。また「今後のFAX案内は不要です」といったチェックボックスや、停止してほしいFAX番号の記入欄があれば、受け手が不要な情報を避けられます。

これにより、無駄な手間やコストを省くだけでなく、効果的な情報伝達が可能になります。返信欄は相手の意見や要望を受け入れる場でもあり、受け手との関係性を深める重要なツールとなります。

まとめ

FAXDMのデザインには「チラシ型」と「レター型」の2つのパターンがあり、それぞれ異なるニーズに対応しています。チラシ型は視覚的で広告色を活かし、商品の魅力を一目で伝えるデザインです。

一方、レター型はテキスト中心で詳細な情報を伝え、高額商品や新しい概念のサービスに適しています。デザインを作成する際には、チラシ型では広告色の慎重な取り扱いとデザインクオリティ、レター型ではセールスライティングと読みやすいフォントの選択が重要です。

さらに、どちらのデザインにもキャッチコピーと返信欄が欠かせない要素であり、目を引く言葉や返信のしやすさを考慮することが大切です。適切なデザインの選択と注意点を把握しつつ、魅力あるFAXDMを作成しましょう。

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