FAXDMは、ほかのDMと比べて低コストで利用できるところが魅力です。この記事では、なぜFAXDMは低いコストで利用できるのか、ほかのDMのコストと比較しながら解説します。また、FAXDXの料金の内訳と料金を抑える方法についても紹介。FAXDMの利用を検討している方は参考にしてみてください。
FAXDMはコストの低さが魅力
FAXDMは、低いコストで利用できるところが魅力です。コストがかからないのは、ほかのDMと比べるとアナログな方法だから。基本的にはモノクロなのでカラー印刷代も必要ありません。内容もシンプルなものであれば手間も少ないのです。配信の手間もかからず、相手からの反応もよいのでコストパフォーマンスにも優れています。
■手紙やはがきDMとの違い
手紙やはがきでDMを送る際には、カラー写真や見た目が鮮やかであることが重要です。消費者へ販促する際に利用されることが多いDM。手紙やはがきは、商品の撮影やデザイン、レイアウトなどを考えなくてはいけません。デザインなどを制作業者に依頼するとなると料金が発生します。何度も修正をする場合もあるので時間もかかるのです。印刷費用やはがき代、郵送代などさまざまな費用がかかるでしょう。
■メールによるDMとの違い
メールは、配信すること自体に費用はかかりません。しかし、メールの文章を考えるには意外と時間がかかります。メールを読んでもらい、申し込み画面などをクリックしてもらうためにはさまざまな工夫が必要なのです。中には専門の業者にメール作成を依頼する企業もあるでしょう。配信するリストを作成するにも手間がかかります。迷惑メールボックスに分類されてしまう可能性もあるので開封率も低いのです。
FAXDMの料金の内訳
FAXDMの料金の内訳を紹介します。FAXDMは、初期費用、基本料金、リスト費用、1枚当たりの費用で構成されているのが特徴です。初期費用や基本料金は必要なく、配信する枚数を課金していくタイプや一定の枚数を基本料金のみで配信するタイプなど、業者によってさまざまなタイプがあります。
リスト費用とは、FAXDMを配信するリストの料金です。FAXDMが保有しているリストをレンタルまたは購入する仕組みになっています。リストを更新する頻度や業種別のリストが充実しているかどうかなど、慎重に選ばなくてはいけません。1件あたりの単価は5~10円程度が相場です。ほとんどの業者は枚数が増えれば増えるほどコストは安くなります。大量に依頼すれば割引が適用される場合もあるので、正確な料金を知りたいときにはまずは見積もりを依頼してみましょう。
また、FAXDMで効果を出すためには、継続的に配信する必要があるので初期費用だけでなくランニングコストも考慮しながら検討するようにしましょう。FAXDM業者は、安ければよいという訳ではありません。自社に合っているのかサービスが充実しているのかなど慎重に選ぶことが重要です。
FAXDMの料金を抑える方法
FAXDMを利用する際に、少しでも料金を抑えたいと考える方は多いのではないでしょうか。FAXDM料金を抑える方法をいくつか紹介します。
■複数の業者を比較する
業者に依頼する際には、複数の業者を比較しましょう。実績や受託している数などによって費用に差があるのです。安定収益のある業者ならば、配信料が安いことが多いでしょう。公式サイトで料金表を確認したり、実際に見積もりを依頼したりすると比較できます。大口のプランや定期プランなどお得なプランが用意されている業者もあるので確認してみましょう。
■配信リストを持ち込む
配信する企業のリストを業者から提供してもらうことが一般的です。もし自社でリストがあったり簡単に作成できたりするのであれば持ち込むとよいでしょう。持ち込みする予定があるならば、事前に業者に配信リストの持ち込みが可能なのか確認しておくと安心です。また、業者から提供してもらう場合でも配信リストを開示するかどうかで料金は変わります。配信先の開示は必要ないのならば、開示を選択しなければ費用は抑えられるでしょう。
■デザイン費や作成費を抑える
FAXDMを送る際は、デザインを考えなくてはいけません。自社でデザインできれば費用がかかりませんが、反響がなければ意味がないのです。初めてFAXDMを利用する際には、業者にデザインや作成を依頼することが多いでしょう。業者には、デザインもセットで引き受けてくれるところもあります。セットで依頼したほうが、安くできるでしょう。デザインを依頼する際には、事前に必ず実績を確認しておくことをおすすめします。
;
FAXDMは、ほかのDMと比べると費用も安く手間もかからずに利用することが可能です。自社に合った業者を選ぶことができれば、コストパフォーマンスがよい手法なのです。業者を選ぶときには、コストだけでなくサービス内容も重視しましょう。複数の業者を比較したり、配信リストの持ち込みをしたりすることでさらに費用を抑えることも可能です。ランニングコストも考慮しながら最適な業者を選び、費用を抑えながらFAXDMを利用してみましょう。