FAXDM自体はいつでも送信できるのが魅力です。原稿さえ書ければすぐに送信して相手に伝えられます。FAXDMは自社で送るかFAXDM業者に送る方法があります。いずれも大切となってくるのは送信する時間と曜日です。良いタイミングで相手に見てもらわなければ作成の意味がなくなってしまいます。

最小限のコストと手間で伝えられるのがメリット

FAXDMはFAXに受信された時点ですでに開封されています。目を通すだけで内容が分かるので読んでもらえる可能性が非常に高いです。郵送のDMやメールのように開封されないで捨てられるリスクはありません。確実に見てもらえる可能性が高いことはは宣伝で大きな強みとなります。

目を引くキャッチコピーやキャンペーン、独自商品を売り出せればFAXDMは絶大な効果を生み出します。反応を見ながらタイムリーに修正・変更が可能なので柔軟性も高いです。

また、FAXDMは郵送DMのような印刷代や郵送代がかかりません。必要なのはFAXの送信料やリストの購入・レンタル料など最低限のコストで始められます。最小限の手間で営業マンやテレアポの代わりに飛び込み営業をしてくれるでしょう。

FAXDM業者に頼めば希望の日時にFAX送信できます。サービスの内容や取引先の都合に合わせながら戦略を組めます。早い業者なら最短で二日の送信も可能です。

需要の高さにより最近ではFAXDM業者も増えています。現在はネットやメールの広告が多く氾濫し差別化が難しいのが現状です。
特にメールによる広告は企業によってはスパムとみなされます。せっかく作成しても内容を見ずに削除するケースが多く発生しています。そこで見直されているのが昔からあるFAXDMです。すぐに見てもらえる中小企業から大企業まで多くの会社で注目され始めています。

中には年間数十億件の送信実績がある大手業者も登場しています。FAXDMが初めての人やより良いFAXDMにしたい企業は依頼を検討してもいいでしょう。

常識の範囲内で日時指定をしましょう

FAXDM業者を利用する場合、日時を指定することは基本的に可能です。指定する場合は大雑把な時間ではなく明確な日時を伝えることが大切になります。

しかし、業者によっては配信日を明確にできないケースもあるかもしれません。できるかどうかは業者によって違うことを理解しておきましょう。

指定できる時間は常識的な時間にしないといけません。業者が営業時間外の時に送信することはできないでしょう。

例えば営業時間が8時から19時なら、それ以外の時間帯は難しいでしょう。もし柔軟に対応する業者なら20~21時まで可能な場合もあります。夜中の2時や3時なら例外なく断られます。100％希望通りにとはいきませんが、常識的な時間であれば日時を決めてもいいでしょう。

送信には最適な時間帯があります

FAXDM業者を利用しての配信はいつがいいのかは、送る側にとっては重要なポイントになります。時間を問わないのならいつでも良いのでは感じる人もいるかもしれません。しかし、実際には時間帯や曜日で反応率は変わってくるのです。

まずは送る相手の業種に合わせて最適な時間が変わってきます。一般的には1週間の始まりである月曜日か火曜日ごろに送るのが良いでしょう。時間帯は午前中がベストです。会社がスタートする9時以降に送信すればそれなりの効果が得られます。

例えば不動産会社の業種であれば水曜日が休みになる場合が多いです。なのでその場合は水曜日に配信するのはなるべく控えましょう。休みの日に配信してはいけないのは反応率が下がるのが理由です。

また、土日が休みの会社で土曜日に配信されたFAXDMは月曜日に閲覧されることになります。送信されてすでに二日経っているので情報も新しいとは言えません。実際に申し込みに至らない企業が多いのは事実です。他のFAX原稿の山に埋もれてしまう可能性もあります。

このように反応率を下げないためにも休みの日は避けましょう。会社に誰かが在籍していると推定される日時に配信するのが良いでしょう。

FAXDM業者を利用してFAX送信するときは日時の指定ができます。しかし、適当な時間に配信しても反応は生まれません。反応率が低い日時(土日など)はなるべく配信を避けましょう。業者が営業していない夜中の時間帯も避けましょう。

反応率が高いのは、週始めの月曜日特に午前中が最適な時間帯といえます。すぐに手に取って反応してもらえるのが受信したその日のうちか翌日ぐらいまでとなります。そのため、午後よりも午前中に送ったほうが良い結果が生まれます。