FAXDM業者を利用してファックスでダイレクトメールを送信する場合、相手のもとに届くことが第一条件となります。ただ相手のもとに届いただけでなく、最後まで読んでもらわなければ意味がありません。最後まで読んでもらうための工夫として、デザインがとても重要になります。

その内容に合ったデザインにしなければいけない

FAXDM業者を利用してダイレクトメールを送信する場合でも、デザインはとても重要になります。このデザインに関しては、実は非常に奥が深くなかなか一言では言い表せない部分があります。FAXDM業者もそのことをよく理解しているため、デザインに関して相談されるケースもあるでしょう。

もし、自分たちでデザインを考える場合には人目を引く内容がまず必要です。人目を引くものといっても、派手ならば良いわけではありません。黄色、ピンクや赤などの暖色系の色を使いデザインを作り込む人もいます。確かに、派手な方が注目される可能性は高いのは言うまでもありません。

しかし実際には、お客さんも考えなしに派手なだけで反応するとは限らないわけです。どのような場面で反応するかと言えば、1つはデザインと提供する商品やサービスの統一感です。例えば、介護用のベッドを販売する場合、デザインがピンクや黄色あるいは赤といった派手な色が主体となっており夜の街のネオン街のような派手さがあったとすればイメージと全く異なるデザインになります。

そのような商品は、中身を把握しにくい商品として考えられてしまい、商品本来が持つよい面を1枚のデータから読み取ることができなくなります。そうすると、無視される可能性は高いです。それよりも、介護用ベッドの紹介ならば落ち着いたデザインにまとめあげることが重要です。

最初の大見出しで決まると言っても良い

FAXDM業者にデザインを依頼することができるとすれば、最初の一言に力を入れることが重要です。最初の一言とは、まず大見出しの部分が重要になります。大見出しではなく、文章の内容で勝負をすれば良いと考える人がいるかもしれません。確かに、最後まで読んでもらうには文章の中身はとても重要になることは間違いありません。中身がしっかりしていれば、その商品に対する購買意欲が高まり、売り上げにつながります。

しかし、それは次の段階の問題であり、最初は本文を読んでもらうことが大事になります。いくら内容が素晴らしくても、本文を読まずに放置されてしまえばそもそも内容を考えても虚しいだけです。そこで重要になるのは、本文を読ませるための工夫ですがこれがタイトルの部分です。

タイトルが重要な理由は、多くの人はタイトルのみで判断するからです。タイトルが的外れなものは大抵中身まで読まれません。しかし、タイトルが自分あるいは自分たちにとって重要と判断できる興味深いものの場合には、本部までしっかり読んでくれる可能性が高いといえます。

タイトルの考え方としては、刺激的な一文を入れれば良いとする人もいますが、提供する商品やサービスによって異なります。お客さんがイメージしやすいタイトルをつけることが大事です。例えば、注意を喚起するタイプのものや本文を読まないと損するような内容のものが良いです。

本文のデザインもとても大事になる

もしFAXDM業者にデザインを依頼するならば、本文の重要性も考えなければいけません。本文を読ませるまでの流れを作った後は、最終的に本文で勝負をすることになります。その時、まず文字の大きさに着目しましょう。FAXDM業者を利用して送信する場合には、文字の大きさはフォントが10から10.5が妥当といえます。

ただ、それを読む相手によって変わってくると言えるでしょう。ある程度年配者が読むならば、もう少し大きくしても良いかもしれません。年配者は老眼の可能性も高く、細かい文字に対応しきれない面があります。いくら素晴らしい内容であっても、文字の大きさが小さければ途中で読む気力を失うかあるいは最初から読んでくれません。

逆に、あまり大きなフォントばかりを利用すると、バランスが悪くなります。もし利用するとすれば、本当に重要な部分だけ文字を大きくした方が良いかもしれません。 連絡先も、可能な限り目立つようにしておきましょう。内容が気に入り申し込もうと思っても、連絡先が分かりにくければすぐに諦めてしまうかもしれません。絶対に連絡したいと考える人以外は「連絡先がよくわからないのでやめておこう」となってしまうわけです。

後は申し込み方法が簡単であることも伝えるべきです。できれば、漫画等を挿入すると良いかもしれません。申し込み方法が簡単なことが一目でわかれば、購入する側の心理的障壁を取り払うことができるのです。

FAXDM業者にデザインを依頼する場合にはその提供する商品やサービスにマッチしたものが良いです。次に、大見出しの部分に着目して読まれやすいようにしましょう。そして、本文のデザインもとても大事です。これらの考え方を大事にすれば、購入してくれる可能性が高まります。