FAXDMの送信先リストは自作できる?自力で作成する方法とは

公開日:2023/01/15


FAXDMの送信先リストは自作できます。とはいえ、どの程度を自分が行うかによってかかる時間や手間、コストが変わります。リスト取得の方法や、代行業者を利用した場合、自分でリストを作成するために利用できる業者も含めて、リストを自作する方法を紹介します。自分に会った方法を見つけて、うまく活用しましょう。

FAXDMリストとは

FAXDMリストとは、FAXを使ってDM(ダイレクトメール)を送るときの連絡先一覧です。連絡帳やアドレス帳のようなもので、取引先や営業をかけるときに使用します。私たちの家庭では、今はすでにFAXは聞き慣れない言葉や存在となりましたが、事業所や会社ではまだ使われているところが多いです。FAXDMはチラシを一枚作るだけで複数の相手にチラシを届けることができます。コスト面でも安く広告が広められるため、チラシを送る側としてはコスパがよい方法だといえます。

リストを取得する方法

FAXDMを使う場合、毎回相手先の番号を入力するのは時間がかかります。そこで、リストを使いたいのですが、次の3つの方法でリスト入手が可能です。知っている相手だけでなく、新たな顧客獲得のためにも、新規のFAXDM送付先を得ることにも利用できます。

ソフトで収集

専用のソフトをPCにダウンロードして入手することが可能です。タウンページなどからFAXが可能な会社や事業所を探し、自動でリスト化します。一日フル稼働させていると数千件~数万件が集められるので、手作業よりも格段に効率が上がります。一方で、データが膨大に集まるため、データ収集用のPCを別で持っておくことがおすすめです。一日で多くのデータが得られれば、それだけ営業がかけやすくなりますが、PCは重たくなります。動きが遅いと作業効率も落ちるので、工夫が必要です。

業者から購入

FAXDMの連絡先を集めている業者から直接購入する方法もあります。1件あたり0.5円など、件数で単価が決められており、扱いたい件数によって金額が変わる仕組みです。どのようなターゲットで何件に送付予定なのかを決め、業者とやりとりします。業者とのやりとりに時間がかかれば期間はソフトよりもかかってしまいますが、狙いたいターゲット層の連絡先を確実にしることができるのが特徴です。チラシや広告の案件で、ターゲットやペルソナが決まっている場合は有効なリスト取得方法といえます。

FAXDM代行業者に頼む

FAXDM代行業者は、FAXDMの作成から送付までを請け負う業者のことです。リスト購入のみの利用もできますが、チラシ作成や送付までを一括で引き受ける業者が多く、すべてを一任できるため、面倒な手間が省けます。また、FAXDMを送ると必ずといえるほど返ってくるのがクレームFAXです。対応が面倒に感じるクレームFAXですが、この対応も代行業者に任せることができます。クレーム対応は長引きやすく、仕事の手間を増やします。作業効率が悪くなる原因にもなるので、避けましょう。チラシ作成からクレーム対応まで、すべてを代行業者に任せる方法もおすすめです。

リストは自作できる?自作する方法とは

ソフトや業者に頼って作るにはコストがかかります、コストを抑えるために、自分で作る方法はないのでしょうか。結論は、リスト作成は自分でも可能です。方法は3つあり、これまでの人脈や業者から連絡先だけを仕入れるなどの方法があります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

リスト自作は可能

FAXDMのリストは自分で作ることが可能です。手間や時間は業者に頼むよりもかかってしまいますが、取引先の把握や自分なりにわかりやすく分類できます。業者に委託しないためコストがかからないのがメリット。中小企業や個人事業主のように個人で作業をしていて、コストをできるだけ抑えたい人にもおすすめの方法です。

名刺管理サービスを利用

名刺管理サービスからFAXDMリストを作成できます。企業とのやりとりで最初に交わす名刺。もらってファイルに保存しているが、いつ使うかもわからず持て余していることはないでしょうか。名刺管理サービスはソフトやクラウドに名刺をスキャンさせてデータを読み込みます。これまで取引や営業をした企業であるため、特徴や欲しい情報を踏まえてFAXDMを送付することも可能です。名刺管理サービスで、これまでに交わした名刺を有効活用しましょう。

データ入力代行業者を利用

データ入力代行業者を利用することも方法の1つです。データ入力代行業者は、さまざまなデータの入力を引き受けている業者。FAXDMに関する入力は、連絡先だけでなく業種、クレームの有無、会社がターゲットとしている年齢層などの情報も入れます。自社や個人でリストを作ると、数が多ければ時間がかかり、非効率的です。そこで、業務委託として代わりに専門的にデータを入力してくれる業者に頼むことも選択肢に入れましょう。

名刺やメールから自作する

名刺やメールから自分でリストをイチから作成する方法もあります。もっともベーシックで時間のかかる作業ですが、個人情報を扱う点からはいちばん安全で確かな方法といえるでしょう。エクセルやスプレッドシートの活用でリスト化できるので、リストにまとめることが得意な人は苦にならない作業です。社内で得意な人や、リスト化を単独で任せられる人材がいる場合は、その人に仕事を振ることもできます。名刺やメールから自作する方法は、コストを抑えて、安全に社内だけ作業が進められる方法です。

まとめ

FAXDMの送信先リストは、自分で作ることができます。自分で作成する方法は3つあり、完全に自分だけで作成する方法もあれば、一部を業者に委託して、残りを自分で進めるという方法もありました。自分でリストを作ると、どうしても過去に関わったことのある人ばかりになりがちです。時間も件数が多ければたくさんの時間を費やすことになります。業者からすでに作成されているリストを購入することで、新規営業がかけられる送信先が見つかりやすくなります。今後も事業拡大を視野に入れている場合は、リストを購入するのも選択肢に入れてみてはどうでしょうか。

FAXDM業者ランキング比較表

イメージ
引用元:https://web.value-fax.com/

引用元:"https://faxdm.jp/

引用元:https://fax-lnet.jp/

引用元:https://www.nexway.co.jp/faxdm/

引用元:http://www.s-faxdm.com/
会社名バリューファックス
(株式会社Value)
FAXDMコンサルティング
(株式会社ファーストストラテジー)
L-net
(日本テレネット株式会社)
株式会社ネクスウェイ戦略的FAXDM
(株式会社シーオン)
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