
本記事では、SNS広告やメール施策に限界を感じている企業向けに、確実に情報を届けやすい手法としてFAXDMを紹介します。FAXDMの基本的な仕組みをはじめ、導入するメリット・デメリット、さらに成果を高めるための具体的な工夫やポイントまでを分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
FAXDMとは
FAXDMとは、FAXを利用して商品やサービスの情報を一斉送信するダイレクトメール手法です。現在もFAXを活用している企業や事業所を対象とした営業方法です。メールやSNSとは異なり、紙として出力されるため目に留まりやすく、情報を確実に届けやすい点が特長とされています。FAXDMの送信方法には、大きく分けて「自社で送信する方法」と「代行業者に依頼する方法」の2種類があります。
自社で行う場合
自社で行う場合は、まず業界・企業規模・地域などの条件をもとにターゲットリストを作成します。その後、白黒印刷を前提に、限られた紙面でも内容が伝わるよう商品やサービスの特長を整理した原稿を作成し、自社のFAX機やPC-FAXから送信します。コストを抑えながら柔軟に運用できる一方、作業負担が発生する点には注意が必要です。
代行業者に依頼する場合
一方、FAXDMを専門の代行業者に依頼する方法もあります。代行業者によっては、自社で保有する顧客リストを活用したターゲット選定が可能なほか、原稿作成やデザイン、送信作業、さらにはクレーム対応まで一括で任せられるケースもあります。手間を減らし、より効率的にFAXDMを活用したい場合に有効な選択肢といえるでしょう。
FAXDMのメリット・デメリット
FAXDMには、コスト面やスピード面で優れたメリットがある一方、注意すべきデメリットも存在します。
メリット
まずメリットとして挙げられるのが、低コストで運用できる点です。郵送によるDMと比較すると、印刷費や送料が不要なため、全体のコストを大幅に抑えられます。特に大量配信を行う場合でも費用負担が小さく、継続的な営業施策として取り入れやすい手法といえるでしょう。また、FAXは受信と同時に自動で紙に印刷されるため、担当者の目に触れやすく、高い視認性と即効性が期待できます。
メールのように埋もれてしまう心配が少なく、新商品情報やキャンペーン、イベント案内などを短期間で一斉にターゲットへ届けることが可能です。原稿と送信リストが準備できればすぐに配信できるため、スピーディーな営業活動を実現できます。さらに、代行業者を利用することで、原稿作成や送信作業の手間を省き、営業担当者の負担を軽減しながら効率的に情報発信を行える点もメリットのひとつです。
デメリット
一方で、FAXDMにはデメリットもあります。受信者側では紙やトナーを消費するため、不要な広告として受け取られると、企業イメージの低下やクレームにつながる可能性があります。そのため、送信先の選定や内容の配慮が欠かせません。また、FAXDMはA4サイズ・白黒印刷が基本となるため、デザイン表現に制約があります。カラーやビジュアルを多用した訴求が難しく、限られた紙面の中で情報を整理し、分かりやすく伝える工夫が求められます。
FAXDMを効果的に運用するコツ
FAXDMを効果的に実施するためには、いくつかの重要なポイントを押さえた運用が欠かせません。
目的・ターゲットを明確にする
まず、目的とターゲットを明確にすることが基本です。BtoBではFAXDM単体で成約に至るケースは少ないため、資料請求やセミナー申込みなど、次の行動につながる中間目標を設定することが重要です。また、業種・企業規模・地域・役職などを具体的に絞り込み、FAXを確認しやすい企業を想定することで、訴求内容の精度が高まります。
送付リストを最新かつ正確に保つ
次に、送付リストを常に最新かつ正確に保つことが成果に直結します。企業情報は頻繁に変わるため、定期的な更新が不可欠です。配信停止を希望した企業を適切に管理することで、クレームやトラブルの防止にもつながります。
シンプルかつインパクトのある表現を意識する
メッセージ面では、シンプルで分かりやすく、かつインパクトのある表現を意識することが大切です。一方的な宣伝ではなく、ターゲットの課題に寄り添った内容に絞ることで、読み手の関心を引きやすくなります。
モノクロ印刷を前提にレイアウトする
デザインやレイアウトにも工夫が必要です。モノクロ印刷を前提に、重要な情報を目立たせ、余白を活かした読みやすい構成を心がけます。返信欄や問い合わせ先を分かりやすく配置することで、反応率の向上が期待できます。
落ち着いてDMを確認できるタイミングに送信する
さらに、送信タイミングも成果を左右する要素です。業務が立て込む時期や時間帯を避け、受信側が落ち着いて確認できるタイミングを狙うことが重要です。
送信後のフォローアップ体制を整える
加えて、送信後のフォローアップ体制を事前に整えておくことも欠かせません。反響があった際に迅速に対応できるよう、対応フローを明確にしておくことで機会損失を防げます。効果測定と改善を繰り返し、反応率や成約率を分析しながら内容やタイミングを調整することも重要です。
法令・マナーを遵守
最後に、法令やビジネスマナーを守り、配信停止への対応や送信者情報の明記を徹底しましょう。そうすることで、信頼関係を損なわないFAXDM運用が実現できます。
まとめ
本記事では、SNS広告やメール施策では情報が埋もれやすくなっている現代のBtoB営業において、今なお有効な手法であるFAXDMの特徴を初心者向けに分かりやすく解説しました。FAXDMの基本的な仕組みから、自社運用と代行業者利用それぞれの特長、低コストで高い視認性が期待できるメリット、運用時に注意すべきデメリットまでを網羅的に紹介しています。さらに、成果を高めるための具体的な運用ポイントとして、目的やターゲットの設定、送付リストの管理、伝わりやすい原稿作成、送信タイミングやフォロー体制、法令・マナー遵守の重要性にも触れました。FAXDMを正しく理解し、ポイントを押さえて活用することで、効率的かつ信頼性の高い営業施策につなげることができるでしょう。
バリューファックス(株式会社Value)
FAXDMコンサルティング(株式会社ファーストストラテジー)
L-net(日本テレネット株式会社)
株式会社ネクスウェイ
戦略的FAXDM(株式会社シーオン)
FAXDMの匠(株式会社いろりコミュニケーション)
NetReal+(NetReal株式会社)
FAXDM君(有限会社オフィスクリエイト)
ウリゾウ(株式会社セールスサポート)
満席FAX(株式会社プロフィット・ラボラトリー)

