手書きのFAXDMは反響率が上がります。すべて手書きにする必要はないので、一部に手書きフォントを入れましょう。企業には毎日のようにFAXDMが届きます。1通ずつ目をとおしている余裕はないので、興味があるものしか目をとおしません。まずは興味を持ってもらえるように工夫しましょう。効果的な手書きフォントの入れ方も紹介します。
手書きフォントを入れると反応率は上がる?
ほかの郵便物よりも目立つようになります。内容に目をとおしてもらわないと意味がありません。そこまで難しくないので、この機会に試してみましょう。
手書き文字を入れると非常に効果的
強く視覚に訴えられるのがFAXDMの魅力です。機械的な文字が並んでいるばかりでは、内容に目をとおしてもらえない可能性がありますが、手書きフォントが入っていると、視覚に訴えられるので非常に効果的です。見慣れたフォントばかりではなく、温かい印象を与えられるでしょう。
反響率が上がる
FAXDMを読んでもらいたい人に温かい印象を与えられるのが、手書きフォントの魅力です。ほかの多くの文書には手書きフォントが入っていないので、それだけで目立てるようになります。
また、文字の大きさや筆跡などから人柄が相手に伝わるので、上手に文字を書けなくても綺麗な文字を書くように心がけましょう。原稿に手書きフォントを入れた場合の反響率を調べたデータがありますが、手書きフォントを一部に使用すると、反響率が15%上がっています。
手書きフォントを入れる重要性
ていねいな印象と温かみを提供できます。ほんの少し工夫するだけで反響率が上がるので試してみましょう。
きちんと読んでもらえる
商品の魅力や価格の安さを押しつけるものはおすすめできませんが、連絡文書のようにシンプルなものであれば、きちんと読んでもらえる可能性が高くなります。この際、シンプルなデザインを心がけましょう。一度でも目をとおしてもらえると反響率が上がります。まずは、きちんと読んでもらえるように工夫しましょう。
開封率が上がる
宛先部分を手書きにすることは有効です。企業には、毎日のようにたくさんのFAXDMが届きます。それらの中身をすべて確認する時間を確保するのは難しいので、多くのものは中身を確認することなく破棄されるでしょう。
ただし、宛先部分を手書きにすると、自分だけに送られてきたという特別感があります。そのため開封率が上がります。開封してもらわなければ意味がないので、興味を持ってもらうためにも手書きフォントを入れるのは重要です。
この際、すべてを手書きにする必要はありません。時間がかかってしまうので、そこまで無理する必要はありません。
効果的な手書きフォントの入れ方
有効なFAXDMの制作方法を紹介します。第三者の意見を取り入れるようにすると、広告色が強くなりすぎません。伝えたい内容をたくさん伝えるのではなく、読みやすいように配慮しましょう。
イラストや写真を入れる
一目で魅力が伝わるように、イラストや写真を入れましょう。文字だけではイメージしにくいのでおすすめです。文章風の原稿ではイラストや写真を使用しませんが、チラシ風の原稿ではイラストのほかに、1~2枚程度の写真を入れている人が多くなっています。
ただし、一目で内容をアピールできますが、商品の魅力や価格の安さなどを押しつけられている印象を与えてしまう可能性があるので、FAXDMを制作するときは第三者の意見を取り入れましょう。広告色が強くなると、嫌悪感を示す人が多くなります。
読みやすいフォントにする
明朝体やゴシック体であれば、読みやすいのでおすすめです。新聞でも使用されているフォントなので、きちんと目をとおしてもらえる確率が高まります。それ以外のフォントが禁止されているわけではありませんが、相手に読みにくいという印象を与えてしまうと、目をとおしてもらえないので避けたほうが無難です。
広告宣伝費として費用を負担しているので、ひとりでも多くの人に目をとおしてもらえるように工夫しましょう。また、文字の大きさにも気を配るようにします。文字が小さすぎると文字が潰れてしまい読めなくなってしまうので、10pt以上の大きさにしましょう。
白黒のみにする
カラーバリエーションが豊富なほうがよいので、グレーを使用したほうがよいのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、中間色であるグレーは使用せずに、白黒のみにしましょう。グレーは色がかすれてしまうので、上品な印象を与えるのが難しくなります。そのつもりはなくても、汚れている印象を与えてしまいかねません。
そして、データの量が大きくなるので回線を圧迫してしまうことも考えられるので、グレーは避けたほうがよいでしょう。白黒のみにすることで、伝えたい内容を簡潔に伝えられます。
まとめ
自分が伝えたいことを伝えるのではなく、どのようにすれば相手に伝わるのかを考えて制作することが大切です。そのためには、相手の立場になることが大切です。そうすることで、押しつけられている印象を持たれないFAXDMが完成するでしょう。
そのための手段として手書きフォントは有効です。シンプルに内容をまとめると、相手に嫌な印象を与えないので、こちらの気持ちも伝わるようになるでしょう。