DMは昔から行われている広告宣伝手法の一つです。様々な方法があるのですが、その中で料金を安く抑えることができるものにFAXDMがあります。一気に多くの人に送ることができる利点があり、一律料金のように感じますが実はFAXDM業者によって価格に若干の違いがあります。できるだけ料金を安く抑えるにはどうしたらよいのでしょうか。
DMにはどのような種類があるのか
DMはダイレクトメールの略称です。マーケティング手法の一つであり種類も豊富にあるのが特徴となっています。主に行われるのが郵便とFAX、そしてeメールで、郵便はカタログ配布を見るなど視覚に訴えることができ、さらに一度に多くの情報を相手に伝えることができます。
ですが発送数が膨大になるため発送代行会社を利用するようになり、外注費が多くかかるデメリットもあります。eメールは手軽に始めることができ、コストも抑えることが可能なのですが、その分中身を工夫しないと、題名だけ見てゴミ箱行きになってしまう危険性があります。
開封率は郵便が6割程度に対して1割もしくは2割程度と言われており、eメールを登録している人にしか送付できないので、ターゲットが偏ってしまいがちです。ですが、伝えたいことを明確にし、親しみのある文章にする、あえて案内や売り込みを行わない、件名を重要視し開封してもらえるような件名に変更するなどの方法を取り入れることにより開封率と商品購入率を高めることが可能です。
自社自らが発信できるのでコストもさほどかかりません。 郵便とeメールの両方の良さを取り入れたのがFAXDMです。主に法人向けに送りますが、送り先の会社のFAX番号とFAXの送信端末があればいつでも送ることができるほか、新たに開封する手間がなく、気軽に見ることができるため情報が目に入りやすいメリットがあります。
FAXDMの魅力と効果的な方法とは
FAXDMは、会社側にFAX機がおいてあれば送信することが可能であり、多くの場合A4サイズの用紙に文字やイラスト、写真を掲載して送ります。近年FAXを利用する個人客は少なくなっていますが、法人ではまだまだ設置しているところが多く、FAXDMは大変有効な手法です。
FAXDMの魅力は、なんといっても一度に大量に送信できる、紙1枚であるので確実に手に取ってもらえる、手に取るだけでなくすぐに目に入るので、内容を確認してもらえる点にあります。作業工程も少なく、封筒に入れるなどの手間もありません。
ただし注意点として、法人の場合は良いのですが、一般の人にFAXDMを送る場合、特定商取引法によって送付の同意を得ることが必要になります。何度も同じ内容のものを送ってしまうとクレームにつながってしまうこともあります。常日頃送るのではなく、必要な時期にタイミングをしっかりととらえて送るのが効果的な方法です。
また、内容に注目し、アンケート形式にした場合反応率が高まり、すぐに結果が出るので、仕事に役立てることも可能になります。効果的に送るにはまず目的とコンセプトを決めて、発信したい情報を選択することから始めます。そのうえでデザインや文章を考え、より相手にわかりやすい文章と字体を心がけます。限定特典や割引特典などと組み合わせることでより興味を持ってもらえます。
FAXDMを安く送るならFAXDM業者を選ぶ
FAXはA4用紙に文字などを書いて送信するので、比較的コストを抑えることができる手法です。郵便のDMを発送代行業者に依頼した場合、はがき1通であっても50円から70円ほどの金額がかかります。
さらに封筒代や印刷代などが発生するので、1通を送る場合はかなりの金額がかかってしまいます。eメールはメール送信のみであるので、その時の金額はさほどかかりませんが、セキュリティの問題や送信する際の人件費などもかかってくるので、トータルすると費用がかかります。
ですがFAXDMの場合、発送代行業者に依頼したとしても送料は1枚3円程度であり、相場は5円ほどです。多く送れば送るほど手数料が発生しないなどの特典があるところが多く、3つの方法の中で低い料金で活用できる特徴があります。 ですがFAXDM業者でも料金を高めに設定したり、キャンペーン企画の間のみ安くなったりするところもあり、しっかりと選ばなくてはなりません。
料金を安く抑えるならば、印字が無料でできるか、容量制限はないか、多種入稿形式をとっているかも確認してください。中にはリストを持ち込んだだけで料金が発生するFAXDM業者もあります。よりコストを抑えるには、リストの持ち込み料金が別途発生しない、もしくはリストレンタルが無料であったり制度の高いものを販売していたりするところを利用するようにします。
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様々なマーケティング手法がある中で、料金を安く抑えることができるのがFAXDMです。利用する際にはFAXDM業者に依頼するのが良いのですが、業者の中にはいつのまにか別途料金がかかってしまい、割高になってしまうこともあります。選ぶ場合は別途料金がかからないか、容量制限がないかなど確認をしっかりとしてから依頼すると良いです。