FAXDMは、顧客と顔を合わせずにできる効率的な営業方法の1つです。しかし、FAXDMのような非対面営業では営業効果が低いのではないかと疑問に思う人もいるでしょう。今回は、対面・非対面の営業方法の違いやメリットとデメリットについて詳しく解説するため、売り上げアップや新規顧客の獲得を目指している人はぜひ参考にしてください。
対面営業と非対面営業とは
企業が新規顧客獲得に向けて営業活動をする場合、営業の方法は対面営業と非対面営業の2つに分類できます。以下では、それぞれの定義や具体例について解説します。
対面営業
営業活動のなかでも、実際に顧客と顔を合わせて行う営業方法です。「営業活動」と聞いて想像するのは対面営業であるという人も多いでしょう。具体的には、訪問による営業や新規先への飛び込み営業、商品・サービスの利用を検討している顧客との商談などが挙げられます。
非対面営業
営業活動のなかでも、顧客と顔を合わせることなく行う営業方法です。非対面営業はインターネットの発展・利用拡大にともなって広がった営業手法であり、アメリカが最初に取り入れたスタイルであると言われています。具体的な例は、電話やメール、ウェブ会議などです。
対面営業のメリット・デメリット
対面営業のメリットとデメリットについて解説します。
メリット1:信頼関係の構築ができる
対面営業の大きなメリットは、顧客との信頼関係を築きやすい点です。電話やメールでももちろん誠意・熱意は伝わりますが、やはり直接顔を合わせてコミュニケーションを取ることに、勝るものはありません。
また、対面営業であれば、場の空気や相手の反応・顔色を見ながら臨機応変にアプローチ方法を変えることも可能であるため、「営業がしつこい」「押しつけられている」といった印象を与えにくいのもメリットとなります。
メリット2:自社商品やサービスの魅力が伝わりやすい
対面営業の際に、自社商品のサンプルやカタログなどを持ち込めば、商材の魅力を十分伝えられます。百聞は一見にしかずといいますが、特に購入や利用を迷っている顧客にとって、直接目で見て確認することは非常に重要です。電話やメールでは伝わらない魅力も実感してもらえるため、高い営業効果が期待できます。
デメリット1:営業先に出向けないとアプローチできない
対面営業は、顧客に会えなければアプローチや商談ができません。「顧客の家や事務所が遠すぎて訪問できない」「台風の影響でアポイントが延期となってしまった」というような場合には、そもそも営業活動が成り立たたなくなります。
デメリット2:何度も訪問が必要な場合もある
顧客先へ訪問しても、一度話しただけで契約や購入に結びつけられるケースは稀です。基本的には複数回訪問して、信頼関係を築いたうえで話が進むため、移動コストや訪問にかかる時間などを考慮すると、効率が悪いというデメリットもあります。
非対面営業のメリット・デメリット
非対面営業のメリットとデメリットについて解説します。
メリット1:場所・時間に関係なくアプローチできる
電話やメールによる営業であれば、遠方の顧客でも場所を気にせずアプローチをかけることが可能です。また、移動時間が省けることから、商談の数を増やせるうえ、スケジュールの調整もしやすいのが特徴となります。
メリット2:データ資料を活用できる
対面営業では基本的に紙ベースの資料を用意して持参することになりますが、非対面営業ではデータ資料を送付して確認してもらう形が主流です。データ資料は、資料の印刷にかかる手間やコストが省けるうえ、修正点が見つかった際には、PCなどですぐに手を加えられるというメリットがあります。
デメリット1:ネット環境の影響が大きい
とくにウェブ会議の際に当てはまる内容ですが、ネット環境が悪いと画面がきれいに映らなかったり、音声が途切れてしまったりする可能性があります。こちらがしっかりと準備できていても、相手側のネット環境が整っていなければ意味がないため、商談の際は十分な確認が必要です。
デメリット2:1対1でのやり取りに限定される
電話やメールはもちろん、ウェブ会議であっても、複数人でスムーズにやり取りするのは非常に難しいです。意見を話すタイミングを始めに決めておいたり、複数人での商談で使える便利機能を利用したりといった対策をとることは可能ですが、基本的には複数人での商談は対面の方が向いているでしょう。
FAXDMで新規顧客との接点を作る!
FAXDMは非対面営業の1つです。送信したいFAXを作成すれば、一度に何千・何万件もの顧客に対してFAXを送信することも可能であるため、手間や時間を省いて効率よくアプローチをかけられるのが魅力となります。
さらに、FAXDM業者を利用すれば、顧客リストの提供から内容の添削まで、さまざまなサービスを利用できます。新規顧客との接点を作りたい人、売り上げ向上のために効率よく営業活動をしたい人は、FAXDMの利用を検討するのもよいでしょう。
まとめ
今回は、対面営業と非対面営業の特徴やそれぞれのメリット・デメリットなどを詳しく解説しました。対面営業は、顧客との信頼関係を築きやすいなどのメリットがある一方、営業効率が悪いというデメリットもあります。対して、非対面営業は効率よく、多くの顧客にアプローチできる反面、ネット環境によってはうまく商談が進められないなどのデメリットが挙げられます。一口に営業活動といっても、さまざまな内容・目的の営業がありますが、新規顧客獲得のために接点づくりをしたい場合には、FAXDMを利用するのもおすすめです。手間や時間をかけずに多くの顧客にアプローチできるうえ、業者の利用によりさまざまなサポートを受けられるのがメリットとなります。