悪質なFAXDM業者に依頼しないための見分け方

公開日:2020/11/01


FAXやDMを利用した営業手法は、新規顧客を開拓する有用な方法ですが、その際に利用できるのが、FAXDM業者です。参入している会社が多くありますが、悪質な業者を利用してしまうと効果がないばかりか、クレームなどの原因になる場合があるため注意が必要です。こちらでは悪質なFAXDM業者を見分ける方法をお伝えします。

リストに問題がある業者を見分ける

FAXDM業者に頼む際に大切にしたいのは、FAXDM用のリストの品質です。リストをもとにターゲットとする企業を絞って送付することで費用対効果の高い営業活動を行えるのがFAXDM業者に依頼するメリットですが、悪質な業者を利用してしまうとリストの取得や管理の方法がずさんであるため、期待する結果が得られないばかりか、クレームの原因となる場合があるので注意が必要です。

なお、FAXDM業者が用いるリストの入手方法は多様化しています。今までは専門のリスト作成業者を利用することが一般的でしたが、最近ではインターネットで公開されているホームページから住所やFAX番号などの情報を自動的に収集するソフトがあるため、安価でリストを作成することが可能になっています。

それでも、ホームページの情報は確実ではなく、会社として存在しなくなってもホームページは残されている会社もあるため、定期的にチェックし、実態のない会社は省くようにしなければ意味のないリストになってしまいます。

悪質な業者を見分けるには、地域や業種など一般的な条件選択する場合に比べ、より込み入った条件指定をする場合に急に単価が上がるという場合は、通常の案件はリスト自動収集ソフトを使い、詳細条件設定をする場合のみ専門のリスト業者を使っていることが考えられます。リストはターゲットとしたい企業に確実に情報を送るために大切な点なので、この点は抑えておきたいものです。

単価が異常に安く、別料金が発生することが多い

FAXDM業者の宣伝を見ると、信じられないくらい格安の単価をうたっているものがあります。FAXやDMは営業手法として比較的安価なものとはいえ、多くの件数に送ることになるため、安いに越したことはありません。しかし、格安の単価を提示する会社の多くは、納得いく品質でFAXやDMを送る場合に様々な別料金が発生することが多いので注意が必要です。

別料金が発生する要因として、初期費用や基本料金がかかる業者があります。またFAX送信を行う場合、ノーマルモードではなく、画質をより鮮明にするファインモードを選択する場合に追加料金がかかる場合が見受けられます。ファインモードで送るには、画面を鮮明に送るために送信速度が遅くなり、長めの通話料が発生します。

ですが、特に画像などを送ることが多い営業用の資料はファインモードで送ることが望ましいため、ファインモードで送ることが基本となっていないのは良心的と言えません。また、送信元に確実に届いたものだけに課金するのではなく、送ったものすべてに課金する業者も良い業者といえません。

逆に、様々な諸条件がついても広告通りの格安の単価で行える業者は、リストや送信システムなどに問題があるケースが多くあります。「安物買いの銭失い」ということわざがありますが、会社の貴重な資産を使って営業を行うため、効果が期待できる業者を選びたいものです。

配信システムが脆弱で、スピーディーな対応が難しい業者

営業に使用するFAXやDMは、宣伝効果が出るよう知恵を絞った内容なだけにタイムリーにスピーディーに相手に届くようにしたいものです。そのため、インターネット経由で即時に配信手続きができるFAXDM業者であることが望ましいでしょう。また、営業にかかる重要な情報を送るため、プライバシーマークである「Pマーク」を取得するなどセキュリティに配慮している業者も良い業者といえます。このマークを取得しているかどうかは業者のウェブサイトなどで確認できるはずです。

また、配信システムが脆弱な業者を利用することも避けたいものです。実は、FAXDM業者が用いている送信システムは雲泥の差があります。FAXの場合、最新式で送信速度の速いシステムを使っているところもあれば、自前のパソコンソフトを利用して送る場合もあるようです。

DMでは、広大な施設や作業用機器を持っているところもあれば、全てを手作業で行っているところもあります。小さいところは小回りがきくなどの良さもありますが、対応に問題がある業者を使うのは避けたいものです。迅速な対応ができるかどうかは、FAXDMの送信時間指定が細かく設定できるかどうか、夜間などに送信する設定になっていないかなどをチェックするとわかります。さらに、宛名の差し込みができない業者やレポート提出できない業者も使用しているシステムが脆弱な場合が多いようです。

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FAXやDMは費用対効果が期待できる広告手法であることを追い風にFAXDM業者の数が増えています。しかし、悪質な業者も増えているため注意が必要です。見極め方としては、リストの品質はどうか、料金設定は妥当か、配信システムや対応力などをチェックすることが有効ですので、業者を選ぶ際の参考になれば幸いです。

FAXDM業者ランキング比較表

イメージ
引用元:https://web.value-fax.com/

引用元:"https://faxdm.jp/

引用元:https://fax-lnet.jp/

引用元:https://www.nexway.co.jp/faxdm/

引用元:http://www.s-faxdm.com/
会社名バリューファックス
(株式会社Value)
FAXDMコンサルティング
(株式会社ファーストストラテジー)
L-net
(日本テレネット株式会社)
株式会社ネクスウェイ戦略的FAXDM
(株式会社シーオン)
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