送付コストを抑えることができるFAXDMですが、すべてを自社でこなすのは難しいでしょう。そこで利用したいのがFAXDMによる営業代行サービスです。充実した送付先のリストや原稿作成・結果分析のノウハウを持っています。少ない手間で大きな効果が期待できるFAXDM営業代行、自社に合った代行業者の見つけ方についてご紹介しましょう。
FAXDMによる営業代行サービスとは
FAXDM とは、DMを郵送ではなくFAXで届ける営業手法です。必要になるのはFAXで送信する原稿と、送信先のリストだけ。郵送するよりもコストを抑えることができますが、自社で1枚ずつ送信先をダイヤルしているのは現実的ではありません。
また、効果を上げるには、1万件程度という送信先のリストが必要になります。大量のリストの作成を自社内でこなすのは、手間がかかりすぎるでしょう。そして送信する原稿の質も大切です。効果が期待できるFAXDMの原稿は、通常のDMと異なる特性を持っています。
■コスト面で有利
電話や郵送とくらべて、大きくコストを下げることができるのが、FAXDMの強みです。電話営業にかかるコストは100〜400円/件、郵送は55〜100円/件が相場となります。しかしFAXDMなら8〜10円/件という、抜群のローコストぶり。コスト面でFAXDMに対抗できるのはメールくらいですが、印象の残りやすさという点ではFAXDMが勝るでしょう。
■大量のリストが必要な理由
FAXDMの反応率は、0.03〜0.1%とされています。1万件送って数件の反応が期待できますから、成功するにはリストの質とあわせて量が重要になるのです。
■FAXDM原稿の特殊さとは?
FAXDMで使える色は白・黒の2つだけです。送信先のインクやトナーの消費を思いやるなら、黒が多すぎる原稿は避けるべきでしょう。また、情報量を多くするために細かな文字を使いすぎると、FAXの解像度が低いと文字が潰れてしまって読めなってしまいます。FAXDMで効果を上げるには、質と量の両方が充実した送信先のリストと、FAXDMに特化した原稿が必要になるのです。
FAXDM営業代行サービスのメリット
FAXDMの送信には手間がかかりすぎます。質・量ともに充実した送信先のリストやFAXDMに特化した原稿を作るのも、手間やノウハウが必要です。
そこで利用したいのがFAXDM営業代行サービス。こちらでは、FAXDM営業代行サービスのメリットについてご紹介します。
■送信を代行してくれる
一斉送信を行うだけでなく、送信する時間などタイミングや送信後の分析のノウハウを持っているのがFAXDM営業代行サービスです。手間をかけることなく最大の効果が見込めるタイミングでFAXを送信してくれます。
■送信先のリストをレンタルさせてくれる
送信する原稿に合わせた見込み客・潜在客のリストを持っているのが、FAXDM営業代行サービスの強みです。目的に合わせたリストのレンタルサービスを行っています。リストの内容は業種別、エリア別などさまざま。定期的にリストを見直すことで、精度を上げることに努めています。
■ 原稿の作成・添削をしてくれる
FAXDM営業代行サービスは、反応が高い原稿作りのノウハウを持っています。FAXというメディアに最適な読みやすい原稿を作ってくれますし、自作した原稿の添削もしてくれるでしょう。
■クレーム対応もしてくれる
送付先のすべてがFAXDMを受け入れてくれるわけではありません。クレームの電話がかかってくることもあるのですが、FAXDM営業代行サービスはこれらの対応も任せてしまえます。
自社に合ったFAXDM業者の見つけ方
見てきた通りFAXDM業者は業態や目的によって、大きな効果が期待できます。しかし、困ってしまうのは、数あるFAXDM業者の中から、自社に合った業者をどう見つければいいのかということ。
こちらでは、自社に最適なFAXDM業者を見つける際のポイントについてご紹介します。
■初期費用の有無
まず着目するのは、初期費用の有無です。「0」という業者がある一方で、中には配信がない月も料金を請求する業者もあります。
■料金の体系
1通当たりの料金設定をしているところもあれば「何通以下は〇〇円」というところもあるでしょう。自社にピッタリの業者を見つけるには、複数から見積もりを取り比較検討することが必要です。
■送付先リストの精度
こればかりは実際に効果を測定するしかありませんが、業者を決める段階である程度の見極めは可能です。たとえば自社と同じような業種を担当したかを質問してみましょう。あわせて何件に送付して、どれぐらいのコストがかかったかも聞いて判断材料にしましょう。具体的な企業名まで聞き出せるならベストです。
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使い方によっては、強力な武器になるのがFAXDMです。コストを抑えながら、従来のDMと同等の効果を発揮してくれます。そのため、大切になるのが業者選びです。複数の業者から見積もりを取り、比較検討しながら、担当者にヒアリングを行い、ピッタリの業者を選びましょう。どの業者から見積もりを取ろうか迷っている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。