既存顧客がリピーターになるかどうかに大きな影響を与えるのが営業です。しかし、営業は手段を誤るとコストばかりがかかってしまいます。そこで有効なのがFAXDM業者を利用することです。上手く活用することが出来ればリピーターをたくさん獲得し、大きな売り上げを記録できる可能性があります。FAXDM業者を活用した営業方法を解説していきます。
定期的にFAXDM業者を利用する
FAXDM業者の利用方法には様々なものが考えられますが、1つの戦略として定期的に利用するという方法あります。ランダム性を持ってFAXを送ってもなかなか効果が出ない可能性があるため、タイミングを見計らって利用することが有効です。FAXDM業者は封書やはがきDMに比べてコストが低く、基本的には通信費と原稿作成費の2つしかかかりません。もしも原稿作成を自社で行った場合、必要になるのはほぼ通信費だけとなります。
しかしながら、原稿については余程の自身がない限り、FAXDM業者に依頼することが重要といえます。 その理由の1つはFAXDM業者が原稿作成の専門家でもあるということです。既存顧客を惹き付ける文言などを知り尽くしているので、専門業者に原稿作成をしてもらうことで大きなアピールをすることが出来ます。また、自社の社員が業務に専念できる点もメリットです。原稿作成を自社の社員に依頼すると、その間に本来の業務がストップしてしまいます。それが大きな負担になることも十分に考えられます。
そこでFAXDM業者に内容まで含めた全てを依頼し、定期的に送信してもらうことが有効となります。ただし、完全に任せてしまうのではなく、製品やサービスに精通している人物をつけてディレクションをさせることも大切です。もちろん、原稿のチェックも怠らないようにしましょう。
FAXDMは目に留まりやすいという点を活かす
既存顧客にアピールをする方法はいくつもありますが、FAXDMは目に留まりやすいという特徴があります。例えばハガキの場合には他のちらしなどと同時に捨てられてしまうことがあり、時には全く気付かれないということもあるかもしれません。しかし、FAXDMは着信があってから届く仕組みになっているので、完全に無視をする方はほとんどおらず、目に留まる可能性が非常に高いです。
その点を活かした文面にするようにしましょう。いくらFAXDMが目に留まりやすいといっても、すべての顧客が文面にゆっくりと目を通してくれるとは限りません。中には10秒ほどで確認を行い、そのあとにすぐに捨てるという方もいます。その10秒ではっきりと伝わる文章にすることが大切です。 FAXDMでは色を付けることが出来ないことがあります。
そこで重要なのが文字の大きさを変化させることです。基本的には大きな文字ほど目に留まりやすいので大きめに書くのが大切ですが、すべての文字を大きくすると何が重要なのか伝わりにくいケースがあります。そこで内容に応じて文字の大きさを変化させるようにしましょう。FAXDM業者はそういった戦略のプロなので、アドバイスをもらいながら作成していくことが好ましいといえます。FAXDMは作成後にすぐに送信できるので、締め切りのギリギリまで内容を精査することが出来ます。
クレームが出ないようにすることも大切
FAXDMは非常に便利ですが、受信側の既存顧客にわずかに負担を強いるものであることを忘れてはいけません。受信側のFAXの通信費や用紙代がかかるからです。ただし、文面などに問題がなければクレームが出ない可能性もあります。FAXDM業者はその点においてプロフェッショナルなので、クレームが出ないような文面を考えることが出来ます。万が一、クレームが出てしまったときには真摯に対応できる準備をしておくようにしましょう。
押しつけがましい内容になっていると心証が悪いので、あくまで丁寧な文面にすることが大切です。 FAXDM業者を利用する最大の目的は既存顧客から問い合わせてもらうことであり、その割合は反応率と呼ばれます。FAXDMの既存顧客からの反応率は平均して0.1%から0.3%と言われています。この割合はFAXDMの文面によって大きく変わります。
非常に有効な文章を用意できた場合、0.5%を超える可能性もあります。既存顧客のリストを増やしていくことも大切です。反応率を上げることも重要ですが、そもそもの母数自体を増やしてしまえばFAXDM業者を利用するメリットをアップさせることが出来ます。FAX番号が変更となった場合、それを把握していなければ不発に終わってしまいます。FAXDM業者を利用する際にはそういった変更を逐一チェックしましょう。
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FAXDM業者は低コストで利用することが出来ますが、闇雲に送るだけではメリットが少なくなります。受信側のことを考え、読ませる内容の文面にすることが大切です。また、既存顧客のリストを増やして問い合わせの数をアップさせる必要性も高いと言えるでしょう。