自分のお店や会社の告知をする際に、最近よく利用されているのがFAXDMです。この方法は、送信時間を指定できるのが大きな魅力ですが、どのような時間帯に送信したら効果的なのでしょうか。
業種によってその違いが生じている
FAXDM業者を利用してダイレクトメールをファクスでおくる場合には、どの時間帯がよいかを理解しておきたいところです。実はすべての業種で共通した時間はなく、業種によって反応率の高いあるいは効果のある時間は様々です。そのため、可能な限り相手先の特徴を知っておくことが必要になるでしょう。
例えば、学習塾にFAXのダイレクトメールを送る場合には、学習塾の開いている時間でなければ意味がありません。しかも、授業中の時間に送ってもまず返事が来ることはありませんので、その時間を避けましょう。塾の先生が来る時間は、大体は午後2時以降になります。午後2時以降に出社して、それから授業の準備をおこない16時~17時からスタートする仕組みです。この時間にスタートするということは、少なくとも16時前までにFAXを送りたいところですが、実はこの時間は非常に忙しいのが特徴です。そのため、FAXを送信したとしても返事をもらえることはほぼないでしょう。
では何時がよいかといえば、授業が終わって1時間ぐらい経過した時間になります。授業が終わるのは21時~22時ぐらいになりますので、22時過ぎぐらいからFAXを送ればゆっくりと読んでもらえる可能性もあります。
これに対して、通常の会社の場合には朝から仕事がはじまり夕方まで仕事が続いていきます。従業員の仕事が落ち着く時間は、夕方6時以降になるでしょう。そして社長も夕方6時以降になると少し雰囲気が穏やかになってきます。今まで血眼にして仕事をしていた人でも、夕方ぐらいになると集中力がなくなり、少しゆっくりとした気分になるものです。
そこで、夕方以降にFAXを送信すると効果が出る可能性があるでしょう。あくまで経営者がダイレクトメールの中身を見て電話をするかどうか判断しますので、経営者が落ち着いた時間を狙うのが一番です。
医療関連に関してはどのように対応するか
医療関連の職場に対してFAXDMを発送する場合いったいどれぐらいの時間がよいでしょうか。基本的に大きな医療機関では、交代制などになっているためどの時間に担当者や経営者がくるかはわかりません。ただそうはいっても、よほど大きな病院などでない限り、休む時間などはおおむね決まっているでしょう。
一般的に病院がスタートするのは9時ぐらいで、午前中が終了するのが13時ぐらいになります。そして13時~15時ぐらいまでは休憩や午後の診療の準備などをしているでしょう。この時間は忙しいため、なかなか FAXを見る時間はありません。すべての診療が終わる時間帯にダイレクトメールをファクスで送信すれば読んでくれる可能性はあります。
ただし、休診日もありますので注意しましょう。一般的に日曜日を休みにしている病院は多く、逆に月曜日や金曜日はかなり多くのところで開業しています。火曜日から木曜日の間に1日休みが入ることがありますので、ちょうど真ん中の水曜日あたりを狙ってFAXでダイレクトメールを送信すると良いかもしれません。
ただ完全に休みの可能性もあるため、全く病院にいないことも考えられます。それならば、休みの日の前の夕方以降に一度送信してみましょう。そのほうが、休診日にダイレクトメールをFAXするよりも効果が得られやすいといえます。
ペルソナを決めて送信するのがよい
業種によって、反応率の高い時間はさまざまになりますが、実際にその会社やお店あるいは病院によって休憩時間や終了する時間は様々です。例えば、学習塾でも、夜の10時以降のから0時まで忙しいようなところもあれば、21時にはもう帰宅の準備を始めているようなところもあります。このように考えると、いったいどの時間に送信をしたらよいのか難しいところです。
この場合には、まずペルソナを決めることが重要になるでしょう。ペルソナを決めて、一人のターゲットに絞り込んで送信すれば、希望している顧客に出会える可能性があります。
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FAXDM業者を利用してFAXDMを送信する場合には、受け取る側が余裕のある時間帯を選ぶことが重要です。そのためには、業者の特徴をそれぞれ理解しておく必要があるでしょう。例えば学習塾の場合は22時以降は少し余裕があります。病院の場合ならば、診療が終わる20時ぐらいが狙い目です。
このように、業種によっておおよその傾向はありますが、細かく見ていくと同じ業務しても休憩時間帯や終了する時間帯は様々です。この場合には、一人ペルソナを決めてダイレクトメールをファクスで送信する必要があるでしょう。